#author("2025-04-15T09:34:32+00:00","default:iseki","iseki") #author("2025-04-15T09:34:39+00:00","default:iseki","iseki") * sl_info [#l8e789b6] [[English is here>sl_info (E)]]~ **概要 [#vb05ed02] - ''sl_info'' は ''[[sl_relay]]'' と連携して使用する,[[Second Life]] の情報サーバです - ''sl_info'' は ''[[sl_relay]]'' を通してユーザ(アバター)やSIMの情報を収集します. - 収集した情報とホワイトリストの情報を基に特定のSIMへアクセス可能かどうかを判定し,''[[sl_relay]]'' へ通知します. - ''sl_info'' は ''[[sl_proxy]]'' の一部を構成します. - 最新版は ''1.0.1'' ('09 3/5) *** 機能の概要 [#ka8af789] +リレーサーバ(''[[sl_relay]]'')の使用状況をモニタ可能. +リレーサーバ(''[[sl_relay]]'')を経由して,SIMの情報を収集可能. +ホワイトリストを作成した場合,それぞれのSIMへアクセス可能かどうかリレーサーバ(''[[sl_relay]]'')へ通知する. ***バグまたは改善が必要な箇所 [#db6685a3] +収集したデータはプレーンファイルまたは Berkeley DB形式で保存される.SQL DBには未対応. +データを収集したSIMに対してのみ,ホワイトリストによる判定を行える. ** 詳細説明 [#sf5c774b] + [[情報収集と情報提供>./情報収集と提供]] + [[ホワイトリストフィルタ>./White List Filter]] + [[SIMデータベース>./SIMデータベース]] + [[サーバが2つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合>/sl_proxy/複数のネットワークインターフェイス]] + [[ログとデバッグモード>./ログとデバッグモード]] + [[セキュリティ>./セキュリティ]] ** 設定ファイル [#m0d50552] -設定ファイルのデフォルトは ''/usr/local/etc/sl_proxy/sl_info.conf''. -''sl_info'' の ''-f'' オプションを指定すれば他のファイルを指定することも可能. -設定ファイルは,''sl_info'' が実効ユーザにスイッチする前に読み込むので,''起動ユーザ''が読める必要がある. -設定ファイルでは一行に一項目の設定を記述する.空行,#で始まる行は読み込まれない. *** 設定項目 [#e7cdf901] **** 情報サーバの通信ポート (他のサービスと被らなければ,特に変更する必要はない) [#xe576846] -[[MinUdpGatherPort>./MinUdpGatherPort]] -[[MaxUdpGatherPort>./MaxUdpGatherPort]] -[[MinUdpInfoPort>./MinUdpInfoPort]] -[[MaxUdpInfoPort>./MaxUdpInfoPort]] **** ホワイトリスト [#xe5b5c9f] -[[White_List_File>./White_List_File]] **** アクセス制御 [#c81efe8d] -[[Hosts_Allow_File>/sl_proxy/Hosts_Allow_File]] **** その他 [#n90ceb11] -[[Temp_File_Dir>/sl_proxy/Temp_File_Dir]] -[[MaxIdleTime>/sl_proxy/MaxIdleTime]] ** 起動オプション [#nb85999c] sl_info [-p port_no] [-f config_file] [-u user_name] [-i interface_address] [-pid pid_file] [-l [agent_log]] [-v syslog_level] [-fdb] [-wf [white_list]] [-d] [--version] [--help] [-h] -p : Relay Server(sl_relay) との接続口になるポート番号.デフォルトは 8200 -f : 設定ファイルを指定.デフォルトは /usr/local/etc/sl_proxy/sl_cache.conf -u : 実効ユーザ.セキュリティ維持のため,rootユーザ以外の権限で動かす場合に指定する. -i : サーバが二つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合に,sl_relay側のインターフェイスのIPアドレスを指定する -pid : pid ファイル./etc/init.d/sl_info stop などで止めたい場合に,pidを書き込むファイル. -l : sl_relay を使用しているユーザの情報をログファイルへ出力する.デフォルトは /var/sl_proxy/sl_info_agent.log -v : syslog のレベル.デフォルトは LOG_INFO (7) -fdb : データベースに Berkeley DB を使用する.デフォルトは通常のファイル. -wf : ホワイトリストの情報を提供する.sl_relay と連携して,SIMへのアクセス制限を行う. -d : デバッグモード --version : Version 情報を表示する. --help, -h : ヘルプを表示する. ** White List による制限 [#feefce48] - 同時刻,同地点でのViewerのスナップショット.右のスナップショットが制限されたアバターのViewer. #ref(sl_info_forbidden.jpg,,40%) #br **プロセス相関 [#s18758a7] #ref(sl_info.png,,80%) #ref(sl_info.png,,85%) #br