ファイアウォールが,内部から外向への通信を完全通過で,かつ,内部からの通信への返答に対しても完全通過の場合は,ファイアウォールへの追加設定は必要はない.
sl_relay [-s server_name[:port]] [-p port] [-f config_file] [-u user_name] [-i interface_address]
[-pid pid_file] [-l [log_file]] [-v syslog_level]
[-cs [cache_server:port]] [-cg] [-cp]
[-is [info_server:port]] [-wf]
[-vs [voice_relay_server:port]]
[-as] [-aca] [-ano]
[-xp [web_proxy_server:porti]] [-ip [port]] [-ipx [port]] [-mm]
[-ver version]
[-d] [-x] [-xt] [-xu] [-xuf]
[--version] [--help] [-h]
-s : セカンドライフのログインサーバを指定.デフォルトは login.agni.lindenlab.com:443
-p : Viewer との接続口になるポート番号.デフォルトは 8100 (OpenSimと被るので,8000から変更)
-f : 設定ファイルの指定.デフォルトは /usr/local/etc/sl_proxy/sl_relay.conf
-u : 実効ユーザ.セキュリティ維持のため,rootユーザ以外の権限で動かす場合に指定する.
-i : サーバが二つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合に,Viewer側のインターフェイスのIPアドレスを指定する.
-pid : pid ファイル./etc/init.d/sl_relay stop などで止めたい場合に,pidを書き込むファイル.-f から変更.
-l : ログファイルを指定する.デフォルトは /var/sl_proxy/sl_relay.log
-v : syslog のレベル.デフォルトは LOG_INFO (7)
-cs : キャッシュサーバの指定.続けてサーバ名を記述し,さらの :の後にポート番号を指定する.
サーバ名を省略した場合は localhost:8200 になる.
-cg : キャッシュサーバでデータの受信のみを行う.
-cp : キャッシュサーバでデータの送信(キャッシュへの保存)のみを行う.
-is : 情報サーバの指定.サーバ名を省略した場合のデフォルトは localhost:8086
-wf : sl_info と連携して,ホワイトリストによる SIMへのアクセス制限を行う.
-vs : ボイスチャット中継サーバの指定.サーバ名を省略した場合のデフォルトは localhost:8088
-as : Viewer <--> Relay Server間のTCP通信を HTTPS で行う.秘密鍵ファイル,サーバ証明書,認証局証明書が必要
-aca : Second Life(SIM)サーバの認証を行う.Second Life(SIM) サーバ認証局の自己証明書が必要.
-ano : サーバと HTTPS(SSL)通信をしない.OpenSIM用.Second Lifeに繋ぐ場合は指定しない.(実験的オプション)
-xp : 外部WEBプロキシプロキシサーバからの接続を許可する.
-ip : 内部WEBプロキシプロキシサーバを使用する.ポート番号指定可能
-ipx : 内部WEBプロキシプロキシサーバを制限モードで使用する.ポート番号指定可能
-mm : MusicURL, MediaURL を処理する.もし可能なら WEBプロキシを使用する方がお勧め.
-ver : Viewerのバージョン情報を書き換える.これは新しいViewerを直ぐにインストールする事がどうしても出来ない場合にのみ,
一時的に使用する.これを永続的に使用することは危険であり,絶対に行ってはいけない.
-d : デバッグ情報を出力
-x : TCP(HTTP/HTTPS)パケットを作業ディレクトリに保存し,UDPパケットのヘッダ情報を表示する (-xt -xu の同時設定と同等)
-xt : TCP(HTTP/HTTPS)パケットを作業ディレクトリに保存する
-xu : UDPパケットのヘッダ情報を表示する
-xuf : UDPパケットをフルダンプする.サーバの動作が遅くなるので注意.
--version : Version 情報を表示する.
--help, -h : ヘルプを表示する.